SP回復が制限されるこのステージでのTAは、最初に用意されたSPをどのように使って敵のHPを0にするか、という戦略ゲームとも言えます。リソースを使い切ればリカバリーは厳しく、長期戦は避けられません。
かがみきのさん( )はこの緻密なパズルを前にどのような解で挑んだのか、動画を交えて解説していきます。最後にご本人からのコメントもいただいていますので、ぜひご覧ください。
ステージの特殊ルール
戦争残響「長刃の記録:応龍・苛烈」では、表記とは異なる効果も適用されていますので説明します。
ゲーム内の説明文は以下の通りです。
- 初期SPとSPの上限が700
- SP回復速度 -50%
ただし、「SP回復速度-50%」の実際の効果は以下の通りです。
- SP自然回復速度 -50%
- SP回復 -50%
- SP返還 -50%
SP回復・返還を多用する場合は注意が必要となりますが、今回の編成はSP返還をわずかに使う程度であり、ステージのルールにも合った編成となっています。
編成
| 装備セット | 役割 | |
|---|---|---|
| スー | 50式応龍(連携ダメージ) | 付着 / 増幅 / 受けるダメージ / サブアタッカー |
| オクギ(意) | 流転(意志特化) | 付着 / 脆弱 / 受けるアーツダメージ / 流転バフ |
| タンタン | 清波(戦技ダメージ) | 付着 / 脆弱 / 受けるアーツダメージ / 行動不能 |
| ラストライト | 満潮(寒冷ダメージ) | 付着 / 脆弱 / 突撃アタッカー |
上の表を一目見るだけでこの構成のコンセプトが見て取れます。全員が付着を持ち、オクギは連携と必殺、タンタンは必殺の効果でも付着でき、SPに縛られない付着手段が豊富です。ラストライトが連携で消費する寒冷付着を確保します。さらに全員がデバフを持っており、バースト時にそれらを集中させることで極めて高いダメージが期待できます。スーの連携とタンタンの戦技もダメージに貢献しますので、まさに全員でサポートし全員で攻撃する、といった表現がぴったりの編成となっています。
装備の詳細はオペレーター名の右の⚙️アイコンから確認してください。
同じリンクをもう一度押すと、表示が切り替わります。
タイムライン概要
- 開始から30秒にかけてSPを全て消費しながら敵HPを半分削り、最後の46秒までは連携と必殺のみで残りのHPを削り切ります。
- バースト時、には全てのデバフが乗っています。
- オクギ 寒冷脆弱(応龍四式)
- オクギ 寒冷脆弱(画策)
- ラストライト 寒冷脆弱(低体温症)
- タンタン アーツ脆弱(水竜巻)
- タンタン 受けるアーツダメージ(落草)
- オクギ 受けるアーツダメージ(四二式・粛陣)
- スー 受けるダメージ(玉中身)
- バフも全て付与されている(武器・装備)
最終のバースト以外も強力な一撃に合わせてデバフを重ねる動きが意識されています。
ローテーション
最初のループ
- ラストライト戦技
- ラストライトの戦技はSP返還があり付着辺りのSP効率が良いです。このステージではSP返還-50%の補正が掛かっているものの、本来の返還値は潜在5も含めて35ありますので、最初の付着として良い選択となります。
- タンタン戦技 → 重撃 → オクギ連携 → タンタン連携
- 寒冷付着を一気に3スタックします。タンタンの戦技には直接的な付着の効果はなく、戦技によって発生する水竜巻の最初のヒットで付着します。重撃でラストライト戦技による付着、オクギ連携でも付着し寒冷付着は3となります。
次の行動への布石として、タンタンの連携で湍水を1つ発生(= 次の戦技でアーツ脆弱付与)、オクギ連携でも寒冷脆弱や受けるアーツダメージが付与されています。
- 寒冷付着を一気に3スタックします。タンタンの戦技には直接的な付着の効果はなく、戦技によって発生する水竜巻の最初のヒットで付着します。重撃でラストライト戦技による付着、オクギ連携でも付着し寒冷付着は3となります。
- ラストライト連携 → スー連携
- 一番のコンセプトがここです。ラストライト連携は寒冷付着3以上で発動できてその付着を消費します。スーはその付着の消費で連携を発動します。どちらの連携も消費する付着が多いほどダメージが増えますので、付着というリソースを2倍活用できることになります。物理編成を使う人はポグラニチニクを思い浮かべたのではないでしょうか。両者の違いは、ポグラニチニクがスタックの消費をリソースのリカバリーに転用するのに対し、スーはさらなるダメージに転換します。
まずは軽い挨拶程度ですが、この編成の片鱗を見せて15%程の敵HPを削りました。
- 一番のコンセプトがここです。ラストライト連携は寒冷付着3以上で発動できてその付着を消費します。スーはその付着の消費で連携を発動します。どちらの連携も消費する付着が多いほどダメージが増えますので、付着というリソースを2倍活用できることになります。物理編成を使う人はポグラニチニクを思い浮かべたのではないでしょうか。両者の違いは、ポグラニチニクがスタックの消費をリソースのリカバリーに転用するのに対し、スーはさらなるダメージに転換します。
ここまで戦技を2回使用し、SP回復分を合わせて550SPを残しています。まだ余力は多いです。
徐々にギアを上げていく
- スー戦技
- スー戦技を発動するということは、それは明確な攻撃の意思です。寒冷付着を1にし、玉中身のデバフが付与されます。
- タンタン戦技 → 連携
- 最初のループで予告した通りここのタンタン戦技は湍水を消費しますので、アーツ脆弱が付与されます。直後の連携では消費したばかりの湍水を新たに発生させます。寒冷付着は2です。
- ラストライト戦技
- 純粋に寒冷スタックが欲しいということなら、やはりラストライト戦技となります。次の重撃に備えてここで撃っておきます。
- スー戦技を一巡 → ラストライト連携
- スーの戦技2段目、3段目と続けて、戦技1段目も撃ち付着を3にします。この戦技のタイミングであれば、筆意と玉中身のデバフ効果が最後まで続くのは確実です。既に最終を見据えた行動と言えます。まだスーの連携CDが上がっていませんので、ここではラストライトの連携のみを入れます。
嵐の前の静けさ、と感じたのはタンタンが波を扱うオペレーターだからでしょうか。ここまでで削った敵のHPは全体の1/3にすぎませんが、先はそれほど長くはありません。
応龍隊長を弔うラストライトの氷の鎌
- 重撃 → タンタン戦技 → オクギ連携 → ラストライト戦技 → 重撃
- 蝕影は犠牲となった人の――というアルダシルの言葉が頭をよぎりますが、最終局面へ向けての準備は止まりません。ここまで最大3スタックだった寒冷付着はMAXの4段階へ達します。これの意味するところは説明するまでもなく明らかです。
- ラストライト連携 → タンタン必殺 → オクギ必殺 → タンタン連携 → 落下攻撃
- ラストライト連携で寒冷付着4を消費し、スーの連携をトリガーします。タンタンが魔眼を解放し、オクギの必殺は寒冷脆弱を付与します。同時にタンタン連携で湍水のスタックをMAXの2にします。直後のスーの落下攻撃で湍水を消費して水竜巻が3つ発生し最大効果のアーツ脆弱を付与します。
- スー連携、必殺 → ラストライト必殺
- 寒冷4スタックを消費してトリガーしたスーの連携を発動し、その直後に必殺を発動します。これはスーの連携にも必殺による増幅効果が乗るということです。ここで先ほどの水竜巻がヒットし寒冷付着するとオクギの連携がトリガーされます。この時すでにラストライトの必殺は始まっており2段目までのダメージが入っています。即座にオクギの連携をいれて、最終段までに寒冷脆弱を付与することに成功しました。全てのバフ・デバフが揃った瞬間、ラストライトの氷の鎌が応龍隊長の蝕影を捉えます。
ラストライトの終の別れによって戦いが終わった時、残SPは100未満であり追加の戦技は発動できない状態です。途中、タンタン連携CD明けから0.1秒でトリガーしているもあり、もしタイミングがずれてトリガーできていなければこのTAはそこで終わっていました。計画だけでなく、それを正確に行う練度の高さも見える挑戦でした。
ご本人からのコメント
TA勢…ではないと思うのですが、オペレーターの特徴を最大限に活かせるような編成や戦い方を考えるのがめっちゃ楽しいです。
普段から感覚で戦うタイプなので、今回このように紹介・図面化されるとまた面白いですね。
ちゃんと戦えていたようでよかったですw
新しいオペレーターが1人増えるだけでもたくさんの攻略法が見いだせるゲームです。
この化学反応を一緒に楽しみませんかー!?
どうも「かがみきの」です。
主にアークナイツ、アークナイツ:エンドフィールドの配信をしているVtuberです。
もちもちした絵を描いたりする絵師でもあります。